砧(きぬた) の音
14/07/19 03:59
昔アイロンがない時代には洗って、
濡れた衣服を棒で叩いて、シワを伸ばしていた。
これを砧(きぬた)と呼んだ。
各地に地名として残っている所もある。
和歌にもよく出てくる。
鎌倉時代に九州に蒙古軍が襲来した。
大軍に苦戦をしていたため、
関東から多くの武士が戦地に派遣された。
恋しい人を思って
夜な夜な着物を
叩く女性が多かった。
それは、戦地で夜中砧の音が聞こえた。
との話が伝わったからだという。
それから、恋しい人への想いで
叩く習慣ができたと聞いた。
ロマンチックな
話しですね。
今日は夜勤です。
砧の音が
聞こえると
いいな
合掌。
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