「天地の心」

天地をもって

わが心とせば

いたるところ

安楽なり

(慈雲)

江戸時代中期の僧。慈雲は仏法を究めるなかで人間の幸せについて悟った。


日や月は下を照らすが自分の恩恵としない。


山や川は生きとしいけるものを育むが自分のものにはしない。


そういう天地のような広い気持ちになれれば、案外に人間は楽に暮らせるものだと説いている。


若い内は自分の事ばかり考えて生きてしまいがち。


年を経てこの意味が分かるものです。

自分の生き方が

天心

地心

になれば

生きざまも


変わる。



見えてくる景色も


変わる。





人相も変わる。




説得力も変わる。


輝きも違うものです。




先日の夜勤中に、
残業帰りの男性が
やって来た。


彼は私の霊感や占いをインチキ占い師と陰口を言っていると聞いた。



その彼が手相を見てくれ、離婚したり、いろいろあって


自信喪失しているのでと相談に来た。



インチキ占い師に
と思ったが、



あまりに深刻そうだから見てみた。


確かに、将来の目
標とか人生のビジ
ョンがないので、


全ての財運、良運

がないなどと指摘した。



出世欲ばかり旺盛
なので、周りのも
のが見えなくなっ

ているようです。


見返りばかりを期待しない



天地心の教えを


悟って欲しいものです。


幸せを見逃して

しまわないように。


合掌。