『夕立の

来べき空なり

蓮の花』

(芥川龍之介)



5年前の私の作品


『恋雨(こいさめ)
や

君降る空よ

蓮の花』





恋しい君の

雨が

降ってきそうな

空になってきた


私(蓮の花)は

ずっと待っていた

朝開いて、

夕方閉じ

四日目に散る



散る前に


恋しい貴女が


来てくれた


とても

嬉しい。



古寺巡りすると必ず蓮の花が咲く池を見つけます。


つい足を止めてしまいます。


蓮の花の下を覗くと

地獄が見えるという


芥川龍之介の

あの蜘蛛の糸を

思い出して…。



若い頃、福井の古寺巡りした時、

古代の蓮の種を売っていたので買って来た。


あの種どこにあるかな？



昔から蓮が好きな私です。

つい糸垂らしたく

なってしまい


そうな気持ちに

なったりして


不思議な魅力に


ひかれてしまいます。



合掌