みんなのブログ

生きる力になれば
by 星と地蔵
天国一の料理人
14/05/27 13:32
92歳のおばあさんとの会話。

「この年になったらもうあの世に行くしかないか。

どこでもいいか

行く所あれば

アハハ!」

なるほど、素晴らしい発想だと感心しました。


行く所があれば
楽しみに生きていける。

そうなんだね。

90、100歳過ぎたらどうなんだろうと何時も考えていた。

100歳になったら、あの世でも夢や目標持つ事出来るんだと考えると安心する。

だから幾つになっても、

志を持たねばと

考えさせられた




私の童話集の中に


「天国の料理人」

があるのを思い出


した。


天国の神々が毎日

天国一の達人料理


を食べていた。



しかし、その達人

が言った。


私もかなわない


料理の達人がいると。


それはこの世に住

む老婆の家庭料理

だと。


神々はその老婆を

天国に招待して


料理を食べた。



みんな涙を流し



感動した。


自然の恵みを



ふんだんに使った


素朴な味だった。


これこそ天国一の

料理だと褒め称え

た。


褒美をもらい帰っ

て来た。


山の頂きに



『天国料理』


と看板を出した。


心優しい人だけが


食べられる、



招待客だけの店。


もちろん、神々も

やってくる。




全国からもおばあ

さんの招待客が杖


をついてやってく

る…。




そんな内容の童話


ですが、



いつまでも




年老いても



あきらめずに



持ちたいとのエー


ルを込めていた。

神々がうなる


味とは



何だろう…





私は思う



皆が最後の晩餐に


選んだ食材を



使った料理



なのかも知れない

または、


生まれて初めて



食べたあの味を




思い出させたから


涙したのだろうか



しかし、それを



食べるには



おばあさんの



テストに受かった



心優しい人にしか


招待状が



こないのです。






僕も楽しみに




待っています。





合掌



 




ブログ検索
ゲーム速報

マイページ トップ
(C)みんなのブログ
All rights reserved.