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生きる力になれば
by 星と地蔵
万葉の徘徊者
14/04/01 16:31
私達はお年寄りがさ迷うように

あてもなく歩き回る様を


「徘徊」

と呼んでいます。



この言葉は万葉集にも出て来ます。


『木の間より

移ろう月の

影惜しみ

立ち徘徊(もとほ)るに

さ夜更けにけり』


木々の間に移る

月を惜しんで



歩いていたら



夜更けになってしまった


と歌ったのだろうか。


しかし、今のお年寄りの姿は


月を探しているというよりは


家族や故郷を

探しているように

思えるが。



万葉の時代にも


徘徊している人がいたことに

何か身近に

感じてしまう。


いずれ私も


大好きな


星月夜に

(月がなく星だけが輝いている星明かりの夜)

月を探して


徘徊するだろう。



お世話になります



合掌



 




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