私は今まで、仕事とは生きる為、家族の為に働くものと考えていました。

だから辛いことも我慢できたと思います。


そのため、心の安らぎは趣味とかに求めて来たように思います。

皆様もきっと、そうだと思います。

仕事にもよりますが、生き甲斐の持てる仕事についた時とか、仕事を任せられた時など、
夢中にやった事が有りませんか。

諺に

「山中に暦日(れき

じつ)なし」という

言葉があります。

山水の中では、時計を見ながらあくせく暮らす必要はないと言うことです。


釣りをしたり、野の花を見たりして無心になって自然に引き込まれる。

いわゆる、“空”の世界になる。


空とは「心の安ら

いだ状態」をいい

ます。



確かに自然に親しんだり、趣味や恋愛に熱中するのもいいですね。


しかし、なかなか趣味や自然に親しむ時間が持てない人もいるはずです。

テレビを観て心安らぐ位かもしれません。


私はテレビ局に定年まで勤務していましたので家に帰ってまでテレビと係わりたくないのでほとんど観る事はなかった。


音楽を聴くとか、
書道をして夜更か
ししていました。
酒も飲んでいました。

しかし、考えて見て下さい。

生活の為の仕事

でも、夢中になっ
てやっていますよ
ね。


その時も「無」になっているので、

心は安らいでいるのかもしれません。

充実感があったり、達成感があったりして。


介護の仕事もそうです。

仕事だからと、いやいやしていたら疲労だけがたまってしまいます。

一生懸命介助していたら、その成果が出た時に、良かったとほっとする時があり喜びとなります。


心の安らいだ時になる。


仕事の中にだって

趣味と同じ

「安らぎと充実感を」

味わえるものです。

だから、たまには
「仕事を趣味」と考
えて楽しむのもい
いと思いました。


合掌