大阪の認知症おばあさんが可愛いんだ。

盛んに呼ぶ名前に
誰？

と聞くと

妹と言う。

私よりしっかりしてるんだ。

といつも言っていた。

宅急便でその妹さんから洋服、靴、お菓子が送って来た。

優しい妹さんだねと言うと


ずっと考えてから

あの、私よく考えたけど


妹いないのよね


その人誰だろうね
と不安顔になった。

早速調べてみたら、

娘さんだった。

その名前は

娘さんだよ

というと


娘いたんだ


どうも話が断片的にしか通じない。

娘さんがくれた
お菓子食べよう！
というと嬉しそうに食べる。


まあ、忘れて行く事は悲しい事かも知れないけど、

過去の辛い事も忘れるから幸せかも知れない。


毎日を幸せに

送ればいい


忘れる事は


神様からの



贈り物なんだから


認知症を



悲しむことない




合掌