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生きる力になれば
by 星と地蔵
人間は考える葦である
14/02/05 05:07
『人間は考える

葦(あし)である』

17世紀フランスの数学者パスカルの言葉。


彼は病弱で40代で亡くなったという。

食事も流動食しか取れなかった。

しかし、彼は人生の荒波に精一杯に戦って生きた。

葦はしなやかに立って成長している。

風に吹かれると倒れそうに成りながらしなるが、

風がやむと再び
立ちあがる。


一方どっしりと構えている樫の樹は風にも負けず立っているが、

何度も吹く風にとうとう根元まで出して倒れてしまう。

葦は人間と同じだ。

風に逆らうことなく身を任せ、

再び立ち上がる。

人間は考える葦である。


彼は病弱な身を

葦に見立てて

表現したようだ。

何か病気と戦っている人に

勇気を与える

言葉だったんだと
思って紹介しました。

実は葦について違う事を調べていたのです。

古代の葦は筆の竹冠がない字を使っていた。

棒のようなもので字を書いていた。

後世になり、竹の皮を剥ぎ竹の繊維で字を書いた事から、

竹冠を付け

今の筆となった。

弘法大師空海は
竹の筆を愛用していた。

弘法は筆を選ばず

竹も葦も毛筆も

自由にこなして

いたからだろう。

そんな事を調べていて、

パスカルの言葉に

出逢いました。



合掌



 




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