『病気の境涯に

処しては、

病気を楽しむ

という事に

ならなければ

生きて居ても

何の面白味もない』

(正岡子規)


病気になったら、誰でも憂鬱になるだろう。

しかし、ここで
落ち込んでは、
回復も遅くなってしまう。

病気という現実を観察して味わう、気持ちを持とう。


そう述べています。

身体の病、


精神の病


になったら、

いまは休めの信号
と思い焦らず療養
しましょう。



家族から離れて

老人施設に来てい
る利用者さんには

どこか、帰宅願望
があり、自分の境
涯に淋しそうな顔
する時がある。


連鎖して、みんな
不穏になってしま
う時がある。


わかるけど、




あなた方は


沢山苦労して

来たんだよ。

よく働いてきた、
毎日洗濯して、

掃除して、朝昼番
食事作って、

子供育てて来たん
だよ。

戦争も敗戦の苦し
さも乗り越えて来
たんだよ。


だから、いまは


ご褒美で休んでい
いんだよ。

料理も洗濯も

掃除もしなくて

いいんだよ。

苦労してきたから
ここに居られるん
だよ。


今が一番

幸せ感じて

欲しいから

家族が入れて

くれたんだよ。


ゆっくり好きなこ
として過ごし、

長生きしてね。



わからない人

大半だけど、

なんとなく

分かった人は


涙浮かばせ



納得してくれた。


心が通じた。


良かった。


現在病気療養の


人も多いと思う


私も経験したから

先が不安の日々を


送ったものです。


でも、与えられた
時間を読書や勉強
に変えて過ごした
ら、いつの日か


それが役にたった
のです。

ですから、病気を
苦にせずチャンス
と思って過ごしま
しょう。



合掌