我は天年いきる
14/01/09 19:01
江戸後期の臨済宗の名僧、仙崖(せんがい)はたくさんの書画を残しており、
『二鶴画賛』という作品に
鶴は千年
亀は万年
我は天年
と文が添えられて書かれていると言います。(東京・出光美術館)
鶴と亀は長寿の象徴とされていますが、
仙崖は千年も万年も生きる事を望んでいない。
天年とはお任せすること。
頂いただけの寿命をお任せして生きる(定命)。
亀が死んだその日
が一万年目。
自分が死んだその
日が天年と言い放ったのです。
両親、身内、知人、お世話した人のお別れを身近にすると天年と諦めて納得するものですね。
あなたも、私も
与えられた
天年を生きれば
良いのです。
何か
気が楽になると
思いませんか。
天年とは
ありがたくいい
言葉ですね。
合掌
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