不易流行( ふえきりゅうこう)
13/12/14 03:47
松尾芭蕉の俳諧理念に不易流行(ふえきりゅうこう)がある。
『世の中には永遠に変わらないものと、
時とともに変化するものの二つが一体となって、
初めて芸術が完成すること』
これを不易流行という。
人生も世の中も変化と不変から成り立っている。
手相も生まれた時の相と
変化の相とがある。
不変の富士山と
時と共に変わっていく
周辺の風景がある。
人生を生きる自分は不変であるが、
艱難辛苦(かんなんしんく・多くの困難や苦労)を克服していくことによって人は成長する。
何事もない幸せとわずかな喜びに、
失恋、不合格、失敗、事故、病気、怪我、破綻等々の不幸とが
一体となっているのが人生。
その理念を
把握し今を受け入れれば
明日が見えてくるもの。
人は死を迎えた時
どんな辛い人生だったとしても
ありがとう!
と感謝の気持ちで
去る人が多いと思
います。
人生も不易流行に
よって完成されている
芸術作品なのです。
あなたの来年に
幸の風景がある事を祈願して
合掌
(C)みんなのブログ
All rights reserved.