7年前の12月に書いた日記より。
マザー・テレサの本を読んでいた。
インドスラム街に道端に倒れ死んでいる老婆。
足はねずみにかじられ穴があいている。
胸にはアリがたくさんはっている。
通りすぎようとしたらピクと動いた、まだ生きていたのです。
あわてて医者につれていったが助からなかった。
最後のひとことありがとうと言って亡くなった。
マザーは死ぬまぎわにそんなことば言う自信がなかった。
くやみとか恨みとか残念とかで、
ありがとうと言って死んでいけるなんてと、
彼女の身体を洗って埋葬したのでした。
市にかけあって空いたビルを借り路上で死を待つ人々を収容したのです。
(死を待つ人の家・看取りの家)
その数五万人。
半分はマザーの腕に抱かれ死んだのです。
道端で死を迎えるなんて、あまりにも寂しいですね。
その本を読み7年前に介護の仕事についた。
8年目になるのですが、私も沢山の人を送りました。
マザーの導きに
感謝合掌