服薬コンプライアンス
13/11/13 05:37
服薬コンプライアンスについて説明します。
これは患者に薬を処方どおりに飲ませたかということです。
ビジネスコンプライアンスというと、企業の法令遵守ということになります。
医療介護業界では例えば守秘義務がありますが、それを守ることをコンプライアンスが良好といい、反対はノンコンプライアンスといいます。
私は医療安全委員で、今回は誤薬を取り上げて調べています。
一番多い誤薬ミスは落としてしまう落薬事故です。
患者が口から吐き出してしまう事故です。
床に落ちているのを発見しても誰のかも分かりません。
服薬コンプライアンス(薬の処方遵守)が出来ていなかった事になります。
これを守る為にどうしたら良いのかあらゆる予想される事故を想定して、対策を練る。
これがリスクマネージメント(リスク管理)といいます。
来月勉強会の発表をするために委員は宿題をしています。
三年前からの事故を洗い出しています。
忙しい中での服薬のため十分な監視、見守り、注意力が欠けていたり、
思い込みのミスが多く感じられます。
薬の事故は死に至る事がありますから気を張ってやりましょう。
ところで、最近一流レストランでの食材偽り事件が多いですね。
これこそ、食材コンプライアンスが欠けていることです。
正しい食材提供をする企業姿勢。
お客様のことを第一に考えていない証拠です。
企業側の利益を優先していると大事な事が忘れ去られるからです。
何十年の歴史伝統も呆気なく傷ついてしまう怖さがあります。
企業は誰の為にあるのか。
自分達のためではないのです。
お客様は神様です
忘れないように
して下さい。
日本人と違って
100年経っても忘れない国がありますから。
合掌
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