前向きに生きる!
13/11/10 04:15
昨晩の夜勤中に、4年一緒にやっていた女性が突然今月で辞めます。
お世話になりましたと挨拶された。
離婚して子供を育てながらの介護の仕事は無理があったようです。
土日夜勤の出勤は子育てには向かないと一般の会社に決めたそうです。
それで私と最後の夜勤になるから
手相見て!
結婚できる?
先の仕事に
不安はない?
私は言った。
手相は気持ちで変わるもの。
自信持って前向きに考えればそのようになると。
以前ある取引先の会社が100億の負債で倒産した。
私は500万の回収に行かされた。
会社の回りには50人の債権者が集まっていた。
私は社長室に入って行った。
『渡すものは何もない!』
分かっています。
私は後ろの壁に掛かっている○○の絵を頂きに来ました。
え!
君これ偽物だよ。
銀行もそうでしょうねと持って行かなかったよ。
私は絵画展を随分主催して来ました。
これは本物です。
4億以上はするでしょう。
取り外していたら
参った!
500万払うと小切手をくれた。
君は変わっているね?
それから、私に次の人生の夢を語り始めたのでした。
次の人生はドイツの大型移動遊園地(観覧車、ジェットコースター、回転木馬等)を1年単位で世界中に売り込む仕事を考えているんだ…。
このよに及んで、先の人生の夢を語るスケールに、
驚きと感銘を覚えました。
悩み苦しむのは、この人より遥かに小さいと。
勇気をもらって社長室を出ました。
すると私に駆け寄ってきた男性がいました。
赴任したばっかりなのに、最高責任者として集金の大役を任され
困惑しています。
あなたは誰よりも長く社長と会っていました。
私を救ってください。
私は戻って彼の会社の分ももらって来ました。
そして、私は会社を辞め託児所を初めました。
10年以上経ってから雑誌に記事を書いて貰いたくて出版社に行きました。
担当者に説明していたら、ある重役が一緒に聞いてくれると中に入って来ました。
彼はじっと私の顔を見ていました。
突然私を覚えていませんか?
あの回収の時にお世話になった人間です。
あれがあったから出世出来たのです。
あなたは私の命の恩人です。
どれだけ探したことか。
会社を辞められたしもう会えないと思っていました。
10年経って偶然会えるとは人生て素敵ですね。
雑誌にも取り上げて頂き夜は歓待を受けました。
私は彼のこと全く覚えていなかったので自慢にもなりません、
ただ恐縮していました。
と脱線しましたが、彼女に話しました。
夢や希望を持ち続ける事が大切だと。
前進する人への
勇気になれば。
合掌
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