空海は

『生まれ生まれ生まれ生まれて生(せい)の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥(くらし)』


と述べています。

意味を調べると、

「人皆、生まれ変わり死に変わりを繰り返しているが、何のために生まれてきたのか、死後の行方がどうなるかなど、本質的なところは何もわかっていない。
そして、わかろうとしていないのではないか」

『たしかな事は
“今”それしかないんだよ』と述べています。

確かに生まれも死も自分の都合に関係ないのだから、生かされている今を生きるしかないのです。



喜びも、憂いも、嫌な事も、理不尽な事も何かの縁
(沢庵)


人の苦しみを分かるために苦しむのです。(親鸞)

何でも心の栄養になる。(空海)



そんな事を考えながら、明日は母の命日の墓参りに田舎に行って来ます。

合掌。