また久しぶりに母の夢を見た。

まるで生きているようだった。

場面は不思議だった。

そうだ、ばあちゃんも見た。

一番古い家の時代だった。

使っていないトイレがあった。

真っ暗で怖かったから。

そこは、目の見えないおばあちゃんだけが使っていた。

なぜか夢ではそのトイレに入ったのだった。

おばあちゃんが入っていた。

こっちにこないで！
と言っていた。

私はおばあちゃんは昔に死んでいるからやばいと思い合掌したら、着物だけになってしまった。

やれやれ。

トイレは我慢しようとして寝間につこうとしたが、急に歩道に面した部屋が気になって行った。

そこは貸し事務所になっていた。

床に母さんが寝ていた。

何で母さんこんなところで寝ているの？


母さんは仕草で笑いながら、そこに飲み物あるよ。
と勧めてくれた。
いらないよ。

母さん窓のカーテン閉めないと、外から見えるよ。

カーテン閉めて、開いている窓を閉めた。

母さんがよく頑張ったね。

何を？

勉強さ父さんも喜んでいるよ。

あそうか、ありがとう。まだまだこれからも頑張らないと。母さん元気な内に。

目覚めてトイレに行った。

待てよ？

母さんも三年前に亡くなっていた。
あの犬も。

あまりにもリアルだったから変に感じなかった。

ソフトクリームのお礼だったのかも。


合掌。